
漢方専門薬局 薬剤師
【 ふじみ薬局】高橋信人
病院での「検査結果」よりも、その人の体質や性格、普段の生活習慣などから原因と改善策を提案します。
ーサービス内容を教えてください。
ふじみ薬局は漢方専門薬局です。皆さん、病院に行っても原因が分からなかった、などの経験をお持ちではありませんか?そんなお悩みにも、東洋医学的なカウンセリングと医療気功(糸練功)により、数百種類の生薬(薬草)の中からあなただけの漢方薬を選び調合していきます。「漢方に興味はあるけど、どこに行けばいいかわからない」とお悩みの方、是非お気軽にご相談ください。
ー独立したきっかけは何ですか?
祖父の代から実家が薬局だったんですね。それでも、正直、高校時代までは将来的に自分が薬学の道に進むことなど考えてもいませんでした。高校卒業後の進路で悩んでいるときに、担任の先生から昭和薬科大学薬学部の指定校推薦を進めて頂いたのがきっかけで、この道を志すようになりました。薬学部を卒業後、そのまま東京で市販薬も処方箋もやっている薬局で勤めていたんですね。6年の間に東京と愛知を合わせて数店舗の薬局を経験したんですが、僕の性格上『組織に属する』というのがどうも。。。(笑)結局愛知で最後に勤めていた先が漢方の先生だったので、その頃の経験と知識をいかし、静岡の実家にもどり新たに漢方専門薬局としてスタートさせた感じです。
ー普段の仕事で心がけていることはありますか?
うちの薬局は、割と自立神経系に強いんですね。うつ病、不眠症、パニック障害、統合失調症、チック症など。病院に行っても原因や根本的な対処法がわからない症状を診ることに長けていると自負しています。そういったメンタル的な病気というのは、病院で検査のしようがありません。ですので、対症療法として薬でマスクするしかなく、根本的な改善にはならないんです。しかし漢方薬というのは、そういったメンタルの部分に起きている病気に対して対処することができます。性格にも「体質」があり、その人の性格や生活を考慮したうえで最適な漢方薬を提案するようにしています。 漢方相談では「寄り添う」ことを特に意識しています。
ー今後の目標はありますか?
正直、そこまで明確な目標というはないですね。あったら良いのかもしれませんが、そういうのが苦手で、目の前のことに真剣に取り組むことの繰り返しで毎日が過ぎていきます(笑)
ー企業を志す若者に一言お願いします。
どんどんチャレンジした方がいいと思いますね。独立するということは、すべて自分次第ですので仕事に対して熱は入りますよね。そういう意味では独立した方がいいのかなと。頑張ってください。
高橋信人・・・1982年10月10日静岡県静岡市生まれ。静岡の中学・高校を卒業後、昭和薬科大学薬学部にて薬剤師国家資格に合格。6年間東京と愛知の薬局で勤めた経験を経て、地元で独立。