
映像クリエイター
【ann craft works】中島響
今回のインタビュー動画はこちら
ー今日はann craft worksの中島さんにお越しいただきました。宜しくお願い致します。
こんにちは。こちらこそありがとうございます。宜しくお願いします。
ー早速ですが、自己紹介をお願いします。
静岡市を拠点にann craft worksというチームで映像制作の仕事をしている中島響と申します。
ーどんな映像をされるんですか
主に企業さんのプロモーションの動画や、ブランディング、sns広告になるようなものを作ってます。それを企画から撮影・編集・運用まで一貫して行っていて、最近は映像の撮り方などもYouTubeで発信しています。
映像の作り方01
中島さんの映像制作例
ーこれまでの経緯を教えてください。
静岡県沼津市で生まれ、普通に高校生まで過ごし静岡大学に進学しました。サークルでリーダーをやっていたのですが、その時のサークルが、週に一回学生が企画を持ち込んで、それを実現していこうというものでした。企画をするというのがすごく楽しくて、自分が人の「好み」や「得意」、「夢」などをサポートすることに生き甲斐を感じることに気が付きました。
就活期を迎え自分の価値観を実現できるような職に就きたいなと思い、夢をサポートできるという意味で銀行員という職を選びました。ただ、5年ほどそんな価値観でやっていたのですが、やりたいことと現実の乖離にくすぶっていました。
ーそういうことですね。ただ、映像制作となると前職と全く違うジャンルなわけですが、どうしてこの仕事を選んだんですか?
銀行員をやってるうちに、理想と現実のギャップというのを感じました。必要な人に必要なサポートを提供するという簡単なことですが、銀行員という仕事をやってみると、本当にお金が必要な人にこそサポートすることができないという現実がありました。
逆にお金がそんなに必要ではない潤沢な会社さんほど会社としてはサポートしやすく、それが評価されるというような状況があったので、自分の価値観とは少し違うなと感じたんですね。

自分がやりたいことは本当に必要な人に必要なサポートをすることだったので、直接的にお客様の売上を上げるサポート手段はないのかと考えたときに、その時点ではまだ何もスキルがありませんでした。
そこから会社員をしながらもWEBやアプリを作ってみたりなど、様々ことに挑戦してみたわけですが、その中の一つが映像制作でした。
映像制作という仕事は、元々の価値観である誰かの夢や目標をサポートするという目標は達成しますし、かつ自分がやってみて満足度も高いと感じたことがきっかけです。
ー会社から独立する際は結構勇気がいると思いますが、独立してこの1~2年で大変だと思うことはなんですか?
大変だと思うのはやっぱり営業ですね。自分が制作の仕事をしている一方で、一個人事業主なので仕事を取ってこなければならないです。仕事をたくさん抱えて忙しいときこそ制作は忙しくなりますが、営業がおろそかになってしまいがちです。
今月は忙しかったけど翌月ががっぽり空いてしまうようなこともあったりして、すごく不安定な状況があります。常に営業をしつつも制作もしなければならないという状況が予想していたよりも大変だと感じます。
ー「安定しない」というのは事業主である以上今後も課題になってくると思いますが、解決するための対策というは何かありますか?
まず感じるのは得意不得意を分けること、ですかね。僕は営業をするのがそんなに得意ではないと思っているので、できるだけ制作の方に力を入れ、営業が得意な方が近くにいるのであれば力を借りる、ですとか。
もちろん自分でする営業も必要だと思いますが、得意不得意の適材適所を自分で把握し、自分は適材なところに集中し、振れるところは振って良いサイクルを回していければ良いと思います。
ー一番意識していること、自分が一番注力しているパートはどういった部分になりますか?
一番は撮影をすごく大事にしています。映像の良さって熱量とか、その人の感情っていうのがすごく出るものだと思っているんですね。動きや表情だと温度感がよく伝わる媒体だと思うので、それを存分に発揮するために雰囲気づくりを大事にしています。
その人との関係性を短い時間でなるべく築き、打ち解けるということが大事だと思っています。
ー近い将来でも遠い将来でもいいんですが、目標やビジョンは何かお持ちですか?
冒頭にもお話をしましたが、誰かの好きや得意、夢をサポートすることに価値を感じるので、サポートするというその延長線上で、個人や経営者の想いやストーリーが映像で伝わるようなドキュメンタリーを作りたいと思っています。
見た人がその方と一緒に仕事をしたい、その人の商品サービスを使ってみたいと思ってもらえるような広告のドキュメンタリーを作っていきたいと思っています。
ーサービスやモノが良いのは当たり前で、作り手の想いにお金を使う、そういう思考は必ずあると思うのでとても共感できます。
ーこれからフリーランスや会社を立ち上げたいと方に、現状の中島さんでアドバイスできることがあれば教えてください。
挑戦するということが本当に大事だと思っています。僕も会社員をしながら様々なことに挑戦してきました。何が得意なのか、何が好きなのか、何が求められるかっていうのが全くわからない中でとにかくやってみる。好き・得意・求められるという3つのことにアンテナを立てて、どれかに触れたらとにかくやってみようということが大切だと思います。
あともう一つ言えるのは、人の繋がりがすごく大事だと思います。色んな人と繋がることですね。繋がった人たちは仲間になるかもしれませんし、お客さんになるかもしれません。一人ではないという安定的な精神状態を作ることにも繋がります。
今僕はコワーキングスペースCOBACCOという場所をオフィスとして利用しているのですが、仕事に対する情熱など、同じ思いを持った人たちがたくさんいます。
仲間ができたり、仕事を振りあったり、新しプロジェクトを生み出したりできる環境が心地良いので、このコワーキングスペースCOBACCOはフリーランスの方にとてもフィットしてる場所だなと心から思います。
ー宣伝までしていただきありがとうございます(笑)
ー今日は映像制作のann craft worksの中島さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
中島響・・・1992年静岡生まれの映像クリエイター。地元静岡を中心に様々な分野の映像制作に取り組む。
■中島響のサービス内容はこちら■
ー今回の撮影場所ー
コワーキングスペースCOBACCO
「繋がって働く」をコンセプトにした、
静岡市のコワーキングスペース。
フリーランスやクリエイター達が
COBACCOを拠点に
様々なプロジェクトに取り組んでいます。

店名 | コワーキングスペースCOBACCO(コバコ) |
住所 |
静岡市駿河区下川原21-30 2F
|
電話 | 054-204-2202 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 8:00~22:00 |
WEB |
COBACCO公式WEB |


